A - Pensando En Mi Morena (Instrumental)(彼女のことを考えて)
B - El Profesionalismo Es Importante (7” Edit)(プロ意識は大事)
コロンビア音楽の遺産へのユニークなアプローチとひねくれたポップ・センスでトロピカル・ミュージック・シーンを牽引するメリディアン・ブラザーズと、オーセンティックなクンビア・サバネラの魅力を現在に蘇らせたコンフント・メディア・ルナが切り拓いたアコーディオン・ミュージックの新たな世界!
● イバン・メデジン(コンフント・メディア・ルナ)がアコーディオン、エブリス・アルバレス(メリディアン・ブラザーズ)がパーカッションとベースという、たったふたりによる生楽器のシンプルでミニマルな演奏にも関わらず、2021年にリリースされたコラボ作『PAZ EN LA TIERRA』にはありきたりなアコースティック・ミュージックのムードは微塵もなく、ハウスやテクノさながらのリズムのインテンシティを持つ楽曲がずらりと並ぶ。その中から選りすぐりの2曲を、エブリス・アルバレスによるさらなるエディット、ミックス、マスタリングを施して、7”オンリーのエクスクルーシヴ・ヴァージョンとしてリリース。
● ”ボゴタ式人喰いトロピカリズモ”という副題が添えられたA面「Pensando En Mi Morena」はドライヴ感溢れるベースラインと急き立てるようなコンガとカハ・ヴァジェナートのリズムが強烈なダンス・チューン。『PAZ EN LA TIERRA』中もっともグルーヴィーなこの楽曲に、新たにエディット、ミックス、マスタリングを施し、さらにダンス・オリエンテッドにしたインストゥルメンタル・ヴァージョン。
● B面は、盟友ペドロ・オヘダ(ロンペラージョ)やマリオ・ガレアーノ(フレンテ・クンビエロ)をはじめ、ラ・ペルラ、リド・ピミエンタ、イン=コレクトなどの実名がバシバシ飛び出すボゴタのアンダーグラウンド・シーン讃歌「El Profesionalismo Es Importante」。キャッチーなアコーディオンのリフとともに、エブリス・アルバレスによる味わい深いベースラインが耳を惹くクンビア。DJユースなショート・エディット・ヴァージョン。
● ガブリエル・ガルシア・マルケスなどの翻訳で知られる小説家/翻訳家、旦敬介氏による歌詞の日本語対訳付き。「Pensando En Mi Morena」はインストゥルメンタル・ヴァージョンですが、LPヴァージョンのスペイン語/日本語対訳ともに掲載。 「El Profesionalismo Es Importante」は7"ヴァージョンでオミットしたパートも含めてこちらも全歌詞/日本語対訳付き。
● ジャケットはムンビア・イ・スス・カンデローソス『Hokkori Time』でお馴染みのマテオ・リバーノ。
【メリディアン・ブラザーズ/MERIDIAN BROTHERS】 コロンビアの首都ボゴタを拠点に、ロス・ピラーニャスやオンダトロピカでも活躍する鬼才プロデューサー/コンポーザー/ギタリスト/シンガー、エブリス・アルバレスのプロジェクト。 伝統音楽とディスコやファンク、サイケデリック・ロックなどを大胆に混合させたコロンビア70年代のサウンドをヴィンテージ・ドラムマシン等を使ってアップデートした『CUMBIA SIGLO XXI=21世紀クンビア』は世界中の音楽メディアが大絶賛。日本でも多くのメディアで年間トップ10にチャートインした。 2021年にアコーディオン奏者イバン・メデジン=コンフント・メディア・ルナとの共作『PAZ EN LA TIERRA』をリリース。その探究心とクリエイティヴィティはとどまるところを知らない。
【コンフント・メディア・ルナ / CONJUNTO MEDIA LUNA】 ● 現在ロンペラージョのアコーディオン奏者としても活動し、ボゴタの新世代を牽引するキーボード・プレイヤー、イバン・メディジンが、アンドレス・ランデーロを生んだ聖地サバネラ地方のトラディショナルなクンビアに挑むプロジェクト。美しいアコーディオンのメロディーとメリディアン・ブラザーズ的なシンセ&電子音がない混ぜとなり、トラディショナルな佇まいの中に、ネオ・トロピカル・ムーヴメントの刻印が施された新世代のクンビア。現在準備中のデビュー・アルバムにはなんと日本からムーピーこと小林ムツミ(ムンビア・イ・スス・カンデローソス/民謡クルセイダーズ)とラッパーのハイドロが参加。彼らが参加した2曲はオクラ印から7"としてリリース予定!